JUICEDEGENKI's blog《ジュースで元気のブログ》

低速で砕くスロージューサーで作った野菜ジュースを飲んで元気しています。

スズキ ジュースマシンでカルシウム

上の写真は今回使用する、小松菜100g・カブの葉100gです。


「カルシウム」と言う単語で連想する身体の部位と言えば「骨」ですよね。
身体を支える大切な機能を受け持っているこの骨、丈夫なことに越したことはありません。ですが直接見ることが出来ないので、検査でもしなければ丈夫かどうかなんて正直言って分かりません。

骨そしょう症と言えば骨に重大なダメージを与える病気です。
患者の8割は女性で、また高齢者に多い病気だそうですが、最近では若い女性の間にも増えているそうです。理由はいろいろあると思いますが、ダイエットや運動不足が原因で骨がスカスカになるケースもあると言います。
いずれにしても、食事から吸収するカルシウムの量が不足した結果であることは間違いないようです。

「カルシウム」と言えば牛乳や大豆、そして海草類や小魚を思い浮かべます。
その中でも吸収率が最も高いのは「牛乳」「チーズ」等の乳製品で、次に「豆腐」等の大豆類となりますが、緑黄色野菜(葉菜類)から摂取することも可能です。
牛乳や大豆、海草類や小魚をあまり召し上がらない方、カルシウムを十分に摂っていると感じていらっしゃらない方には緑黄色野菜(葉菜類)からの摂取をお薦めします。

緑黄色野菜(葉菜類)と言ってもいろいろありますが、カルシウムが多く含まれ、しかも骨への定着作用のあるビタミンKの含まれた「かぶの葉」「おかひじき」「大根葉」「つまみ菜」「菜の花」「小松菜」「モロヘイヤ」等が良いかもしれません。(更に詳しくお知りになりたい方は、「野菜 カルシウム」の単語でサイトを検索しみてください)


小松菜100g(カルシウム含有量170mg)・カブの葉100g(カルシウム含有量250mg)を用いてジュースにします。
※100gあたりのカルシウム含有量はインターネット上に公開されているサイトを参考にして表記しましたが、サイトによって数値に若干の違いがあります。

牛乳が持つカルシウム量は100 g当たり110mgとされているので、上の2つの野菜は遙かに多くのカルシウムを含んでいます。ですが、食物繊維が仇となって吸収率が落ちるため牛乳にかないません。
いろいろな種類の食べ物をまんべんなく摂る事が重要であることの証ですね。

葉っぱ類はこのジュースマシンの得意とするところです。
ハンドルを回しながらホッパー(入り口)に落としてゆくと、吸い込まれるようにロール(スパイラルギア)の中に入って行きます。葉の部分はもちろん、茎の部分もどんどんかみ砕かれます。

採れたジュースは約150cc、随分と水分が含まれているんですね。
写真にはありませんが、搾りかすの量を比べ合わせたら水分の半分もありませんでした。これだけの水分を含んで「シャキッ」としているんですから、野菜の繊維は強靱なんですね。

栄養菜種油を大さじ一杯加え、ギュッと搾ってジュースを抽出。グラスに入れて見てみると、緑の濃い野菜そのままの色です。
色だけでなく味もたいへん濃く、「まずい、もう一杯」と言う昔あったコマーシャルを思い出した程です。まずいかどうかは捉え方によるので別にしても、味がきつい印象は拭えません。

折角飲むのですから、口当たりも良くしたいと思いオレンジを加えてみました。
何処の産地か分かりませんが大きめのオレンジです。

1個を4等分にして外皮だけを剥いてジュースマシンに入れていきます。
果物類は殆ど同じですが、ロール(スパイラルギア)に上手く食い込んでいくように少し押し込む必要があります。柑橘系の場合ですと、内皮が引っ張られるようにロールに食い込んでいきますが、あまり丈夫な繊維ではないのでやはり手助けが必要です。

砕いたオレンジをギュッと搾ると約100cc、先程搾った青汁と合わせて250cc程です。
早速試飲。
だいぶ味が変わって、オレンジのおかげで葉っぱ特有の青臭さが抑えられた感じです。
味の観点から敢えて言うと大人向けの味です。お子さんの場合は好き嫌いがはっきりするかもしれません。お子さん向けにするにはもう少し甘くした方が無難だと思います。

レモンを加えた場合はとてもさっぱりとした味になります


上の画像左はオレンジを足す前、右はオレンジを足した後。

日本人が必要とする1日のカルシウム所要量は600mg〜800mgです。
最も吸収効率の良い牛乳の場合、コップ一杯(約200ml)のカルシウム量は227mgとされているので、満たすには3杯飲む必要があります(必要量を牛乳だけで摂ろうと考えないでください)。

野菜場合、数字だけを見るとカルシウムの含有量が多いような気がしますが、食物繊維が邪魔をして吸収率を悪くしていると言います。
第6の栄養素と言われる食物繊維は非常に重要ですが、吸収効率も考えた摂取の方法という意味で、上記の野菜類からギュッと搾り取ったジュースとして飲むこともお薦めします。(その際、栄養菜種油をほんの少し入れることもお忘れ無く)


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