だから身体には頭が下がります。
熱があるのに「ゾクゾクして寒い」と言う現象は
かなりハイテクな生理現象と考えられているようです
身体のメカニズムとしてみると
寒いと感じることで「体を温める」という行動に
つなげていると言うのです
体内に侵入してきた病原体に対する防御反応として
身体が熱を持つ事で免疫細胞を活発にして
病原体をやっつけています
寒気を感じる程度の「風邪かな?」と感じるこんな時は
体温の低下を防ぐ為に皮膚の血管を収縮させて
血の流れが悪くなるのを防いでくれているんだそうです。
もっと風邪の症状が顕著になってしまった場合には
更に体温を上げる為に脂肪を燃やして熱を作ります
(肥満の原因となる脂肪が燃える訳ではありません
「褐色脂肪組織」と言う脂肪だそうです)
それでもダメなら最後の手段とばかりに
「骨格筋をブルブルと震わせて」強引に熱を作ります
この段階になってしまうと「ともかく寒い」
「頭から布団をかぶってもやたらに寒い」
「汗をだらだらかいて身体のあちらこちらが痛い」
「もう勘弁してくれ!薬!薬!」となり
気分はパニック状態の時です。
気分はパニック状態でも身体のメカニズムとしては
こんな時でもしっかり働いているんです
身体の中では免疫細胞と病原体が
熾烈な戦いを繰り広げている真っ最中
「もう勘弁してくれ!薬!薬!」ではなくて
「くっそ~負けるもんか!」と思うべきかもしれません。
病気はもちろん、体調不良というのは
予兆がある場合もあれば突然やってくる場合もあります
予兆があれば対策がとれるかもしれませんが
突然やって来る場合はそんな余裕なんてありません
(私の場合は予兆があっても無視をしてしまって
後で後悔すると言うケースが良くあります
不器用なもんですから、じゃなくて不精なもんですから)
いずれにしても、予兆があろうとなかろうと
身体のメカニズムは大切にしないといけません
身体のメカニズムがしっかり働いていると言う事は
安心感にもつながりますから
お菓子等に代表されるような加工食品は食べなくても
身体のメカニズムに問題は発生しないでしょうが
人間にとって必要な栄養は絶対に欠かせませんよね
タンパク質や脂質、そして炭水化物と言うのは
意識しなくても日々それなりに摂っていますが
野菜に関して言うと
それなりの量をしっかり摂るためには意外と
意識しないと摂れないかもしれません
自分の経験上ですけど。
「かぜをひく」を漢字を混ぜて書くと「風邪を引く」
と書きますが、ふと疑問に思ったので調べてみました。
文字としては間違っておりませんでしたが
こんな意味があるんですね、初めて知りました。
「風邪」とは物や人間に影響を与える「悪い風」のこと
「引く」とは体の中に「引き込む」こと
つまり「悪い風を引き込む」ことから「風邪を引く」と
言われるようになったみたいです。
思わず「なるほど」と納得してしまいました。
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