水道水に含まれている赤サビ
「東京の水道水は臭い」と言われた始めたのはいつのことやら。
「東京の水道水は不味い」と言われ始めたのはいつからだったか。
今となっては記憶が曖昧なほど随分と昔の事です。
同じ東京でも場所によって多少違うようですが、おいしい水道水を飲んでる地域に住んでいた方は概して東京の水に馴染みずらいようです。
この「臭い」「不味い」の原因として塩素とサビがやり玉に挙げられますが、今回の主役は "サビ" の為、塩素は出番がありません。
私は生まれてこの方東京に住んでいますが、水道の水が濁っていたと言う経験は何度かあったような気がします。
尤もそれは随分と昔のことで、今となってはその時の事をはっきりと覚えているわけではありません。
ここ数年でも濁っている水道水に接したことはありますが、事前に告知があったので、処置はしましたが特別気にすることも無く使っております。
この「特別気にすることなく」と言うのは結構怖いことかもしれません、要するに慣れてしまったと言うことにも通じる訳ですから。
ところで水道水の濁りの原因は赤サビによるものです。
工事直後の状況下では違う要素も含まれているかもしれませんが、多くは赤サビに起因しているとされています。
濁らないまでも、古くなった水道管から溶け出した赤サビの混じっている水を使っていると思うだけでも気色悪いと感じてしまうのは人情ですよね。
ですがいろいろなサイトを見て回って調べた結果、この赤サビ自体が体に害を及ぼす事は殆ど無いそうです。
殆どの意味を裏返すと可能性はあると言うことになるのですが、それは過剰に摂取した場合です。
「鉄過剰症」なるネーミングの症状がありますが、まさしく鉄分を過剰に摂取したが為に起こり、そして何らかの病気を引き起こす可能性が大きいそうです。
ですから、濁る程に赤サビが含まれていると思われる水はやはり避けた方が良いかもしれません。
ただ前回も書きましたが、
赤サビの鉄分は体内で吸収されることなく素通りすると仰る方がいます。
鉄分は食物からでないと摂取出来ないと仰る方もいます。
一方で、上記のように水道水に含まれる赤サビには注意とおっしゃる方もいます。
これについてははっきりした文献に巡り会うまでは謎のままとなりそうです。
水道水の赤サビについてはもう一つ問題があると言われています。
それは、水道管の中の赤サビが原因でバクテリアが繁殖するそうです。
バクテリアに対しては塩素が駆逐するのではないかと思いますが、話がそれてしまいますので、とりあえずここまで・・・。
赤サビについて私が解釈した範囲で記述してきました。
元々はスズキ式ジュースマシンのロールギアに発生する赤サビについてから始まった訳ですが、納得して頂けましたでしょうか。
次回は、スズキ式ジュースマシンの電動式と手動式、どちらがGOOD? です。
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